建物の屋上に風力を利用して動くモニュメント広告を考えました。

一度設置すると容易に取り外せませんから台風の瞬間風速にも耐えなければなりません。

始めはクランクを利用して男女のフィギュアが交互にプロペラを廻すという形を考えたのですが面白くないので夢の人力飛行機を想定して図面を描きました。

• 主翼の取り付け角度はマイナス３°とし風圧中心に穴をあけて揚力を逃す。
• 垂直尾翼の断面はゆるい三角断面として風に正対するようにする。
• 主尾翼は細い鉄パイプを曲げその間を発泡アクリルでカーブをつけ、ＦＲＰ補強で耐候性と軽量化を実現！
• 回転部はベアリングと摩擦面はテフロンを使用してプロペラを漕ぐ人形は風向正面からの断面積を小さくするため痩せ型とする。
• 重心を合わせるためプロペラの下にアンティークな橇をつける。
• 設置後は年一回のグリスアップのみで毎日快調です。

故障を考えて風力発電はありません。